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スバル水平対向ディーゼルエンジン

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 スバルが開発していた水平対向ディーゼルエンジンが公表された。この新開発エンジンはレガシィ、アウトバックに搭載され、まずはジュネーブオートサロンでデビューす、その後今春ヨーロッパで発売される予定だ。
 このエンジンはED20型と呼ばれ、1998cc、ボア×ストロークは、86㎜×86㎜で、ボアピッチはEZ30と同じ98.4㎜だ。ボア、ストロークは専用設定、ボアピッチをEZ30と同じにしているためにエンジン全長はEJ20型より61㎜も短くなっている。
 パワーは150ps/3600rpm 、トルクは35.7kgm/1800rpm。
 エンジンのディテールは総アルミ製、セミクローズドデッキ、クランクケーススチール鋳込みライナー構造、ジャーナル部焼結鉄合金鋳込み。チェーン駆動DOHCでバルブ駆動はエンドピヴォット式ローラロッカーアームを採用。4弁はほぼ直立状態だ。圧縮比は16.8でやや低め。
 シリンダーヘッドは重力鋳造だというから生産性はあまりよくないわけだ。
 ターボはエンジン前部右下に配置され、さらにターボ直後にDPFフィルターを横置きマウント。ターボはIHI製の可変ジオメトリー式で、最高過給圧は2.2気圧くらいらしい。なおターボは低い位置にあるためオイルスカベンジポンプを装備しているという。
 コモンレール、ソレノイド式インジェクターはすべてデンソー製で、燃料圧力は1800バール、
ソレノイド式インジェクターは、5段噴射の能力も持っているが、現在のところはユーロ4対応なので3段噴射としているそうだ。
  ピストンはマーレ製で、クーリングチャンネル式になっている。
 コンロッドもごついかち割り式で、ユニークなのはボルト取り付けの角度が付いていることだ。これはラインでオイルパン側からボルトを締めこむためらしい。
 排ガス処理としては酸化触媒、DPF、水冷式EGRなどを備えている。
 エンジン重量は、ガソリンターボ・エンジンより数Kg重いていどで、ディーゼルとしては相当に軽量だと思う。
 スバルが主張する乗用車初の水平対向ディーゼルエンジンなのは確かだが、より大きなバス用、戦車用にはすでに昔からあるのだ。
 水平対向ディーゼルは慣性2次振動が出ない、ジャーナルピッチが直4より狭いので、クランクシャフトの曲げ応力は直列4気筒の6割程度・・・など有利な点は多い。
 高さの寸法制約が厳しいシリンダーヘッドだが、吸排気ポートは直列4気筒と同等レベルの効率を確保しているそうだ。
 現状は2008年デビューを最優先し、ユーロ4規制適合、トランスミッションは5速MTのみとやや間に合わせの傾向が見られるが、当然ながらユーロ5適合を今年末あたりには行うのではないだろか。
 現在のところ、日本での販売予定はないが、これはトヨタ、日産、ホンダ、三菱などの動向を見ながらということになるだろう。
 現状ではパワー、トルク、レスポンス、静粛さなどはトップレベルだというが、今後はディーゼルとのトランスミッション適合が大きな問題になるだろう。
 スバルはディーゼルの基礎研究は10年以上前あたりからスタートしていたそうだが、乗用車ディーゼルが第3世代に入るころに研究を中断したために、それを克服するのは大変だったようだ。今回の市販ユニットは3年間でものにしたのだから、それはかなりがんばったといえそうだ。
 しかし、スバルだけではない。第3世代ディーゼルの開発に出遅れた日本の自動車メーカーはここ1,2年で勝負の年を迎えるわけである。

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