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50年前と現在のクルマの衝突実験

 10ヶ月ほど前の話になるが、アメリカのIIHS(高速道路安全保険研究所=INSURANCE INSTITUTE FOR HIGHWAY SAFTY)が50周年を迎えた。
*高速道路安全保険研究所

 IIHSは通常は「道路安全保険協会」と訳されるが、より正確には高速道路安全保険研究所だろう。
 IIHSは全米の保険業界によって設立された非営利の自動車安全研究所で、自動車事故発生時、事故発生後の損傷の研究や事故により補修費の調査からスタートし、1972年からは車種ごとのデータを消費者に公表を開始した。現在ではクルマ、人、交通環境などを含めて総合的に交通安全を調査・研究している。
 また、独自の自動車アセスメント、つまり衝突実験を行ってその結果を発表している。アメリカではNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)、すなわち政府機関でも衝突実験テストを行っているが、IIHSの衝突実験の方がユーロNCAPと同等のより厳しい条件であり、実際の道路で発生すると思われる要件を積極的に取り入れているのが特徴だ。
 またこうした研究実験のために自動車メーカーに匹敵する充実したVRC(車両研究センター)を1992年に建設しているのもすごい。
*動画=車両研究センター 


 50周年を記念して行われたのが50年前のクルマと現在の車との衝突実験だ。シボレー・ベルエア59年型(当時、大ヒットとなった人気モデル。ベースは3.9Lの直6、オプションで4.6L、または5.7LのV8エンジンが搭載され、トランスミッションは3速または4速MT、2速ATの大衆向けフルサイズカー。ホイールベースは3000mm、全長は5400mm)と、現在のシボレー・マリブ09年型(FF中型モデル。エンジンは、2.4Lの直4、または3.5LのV6を搭載。トランスミッションは4速、または6速AT。全長は4872mm、ホイールベースは2852mm)のCar to Car衝突実験である。

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 つまり50年の隔たりのあるほぼ同格のクルマの衝突実験はとても貴重だ。
 衝突速度は64km/hのオフセット衝突で、現在のIIHSの64km/hでのデフォーマルバリアに対するオフセット衝突実験に相当する。

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 結果は画像の通り。空前の繁栄を謳歌した1950年代のアメリカを象徴するフルサイズカーの結果は悲惨である。
もちろん50年前にはシートベルトもエアバッグもなし。また根本的に車室の生存空間が・・・

*動画=シボレー・ベルエアVSシボレー・マリブ

 ちなみに、このシボレー・ベルエア59年型と同じ年、1959年にダイムラーベンツ社が220b(フィンテール・モデル)において、特許を取得した衝撃吸収ボディ、突起物のないインテリアを世界で初めて採用している。 

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