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ホンダが描く新ロードマップ

 このほどホンダの伊東社長の記者会見で、ホンダが描いている今後のロードマップが説明された。日産はすでに「ニッサン・グリーンプログラム(NGP)2010」を発表したが、ホンダの動向とは?
 
 
●IMAの普及:インサイトやCR-Zなど、ホンダハイブリッド方式のIMAシステムを搭載したモデルを発売し、昨年の国内ハイブリッド販売比率は16%にまで拡大した。今後もラインアップを拡充し、IMAの普及を加速させる。今後1年をめどに小型車を中心にIMAを搭載したモデルを複数、国内市場に投入する。第一弾となるフィット ハイブリッドは今秋に発売する。
 なおハイブリッドの進化に欠かせないバッテリーの技術進化も推進し、次期シビック ハイブリッドに採用する予定の高出力、コンパクトなリチウムイオンバッテリーは、今年後半から稼働を開始するGSユアサとの合弁会社「ブルーエナジー」から供給することを決定。


●プラグインハイブリッド:中型以上のモデル向けにプラグインハイブリッドを開発し2012年に日米で発売予定。ホンダはクルマのサイズや用途に最適なハイブリッドシステムを複数開発しており順次搭載を行うという。 なお、先代の福井社長は「プラグインハイブリッドの意味が分からない」と当時語っていた。福井氏にすれば、大容量で重量が重い、高価な大型バッテリーを搭載したプラグインハイブリッドカーは、本質的に不合理だと考えたと思われ、実際そうした側面を持っている。しかし、世界のトレンドは急速に電気自動車やプラグインハイブリッドに傾斜しており、こうした市場動向を無視するわけにはいかないと、伊東社長は考えたのだろう。


●ガソリンエンジン:中期的に見れば依然としてガソリンエンジンが主な動力源であり、その性能と燃費向上のための技術進化を推進する。2012年から順次、エンジンとトランスミッションのラインアップを刷新し燃費の向上をはかる。この面ではホンダは案外と後手に回ったといわざるをえない。逆にいえばIMA開発にリソースを集中していたのだろう。
 またホンダは長らくターボ過給技術を忌避してきたので、この穴を埋めるためにはそうとは努力が必要だろう。HGTのエンジニアの中には個人的にはターボ過給に魅力を感じている人も少なくなかったが、社是としてターボ過給研究に否定的であったことは今となっては悔いが残るというものだ。


●ディーゼルエンジン:CO2低減に有効なディーゼルエンジンについては、現在販売しているヨーロッパ向け2.2Lのエンジンに加え、さらに小型のディーゼルエンジンの開発を進めており、2012年にヨーロッパ市場に追加する。 これは当然、EURO6対応のエンジンと思われる。ただ、アメリカ市場を重視するホンダにとっては、ディーゼルはメインとは考えていないはずだ。


●燃料電池電気自動車: 長期的に、究極のモビリティは燃料電池電気自動車であり、FCXクラリティの技術進化に加え、水素供給装置などの研究も引き続き、進めて行く。


●バッテリーEV:バッテリーEV、つまり電気自動車は、航続距離や充電時間などに課題があるものの、走行時のCO2排出ゼロのモビリティとして新しい市場を創造する可能性を持手いると考えている。燃料電池電気自動車で培った技術を活かし、バッテリーEVの早期実用化に向けて開発を進めており、2012年に日米で発売予定。
 これはアメリカ市場の比重が高いホンダにとって、カリフォルニア州のゼロエミッションビークル(ZEV)を考慮すると、やはり着手しなければならないという決断だろう。
 実際には、開発はやや出遅れ感がある。
 
 このように見ると、伊東社長の下で全方位の環境対策車の開発が行われることが決定され、従来のIMAと燃料電池自動車に絞っていた開発体制は大幅に見直されてといえる。
 新商品は2012年頃から集中的に商品展開が行われる。
 
 
 日産、ホンダと、今後の商品戦略を発表したが、トヨタはどのように考えているのか。トヨタはトヨタ式ハイブリッドカーにリソースを徹底的に集中した結果ガソリンエンジン、EVに関しては出遅れ感がある。トヨタとしては、これからはハイブリッドカーの時代だと確信した時期があった。しかしその後の世界のトレンドの動き、特にEVへの急速なシフトはトヨタの自信を覆すものであり焦燥感が生まれているだろう。
 新たな戦略の練り直しが急がれるはずだ。

コメント

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Re: Fさん

コメントありがつございます。

> ディーゼルは日本にはこないのですね。アコードの2.2とかいいらしいのですが残念。

残念ながら日本の多くのメーカーは日米の市場でディーゼルが脚光を浴びない限り、導入はしないようです。
現在は軸足をEV、ハイブリッドに置いていますからね。

No title

ディーゼルは日本にはこないのですね。アコードの2.2とかいいらしいのですが残念。

Re: Sさん

コメントありがとうございます。
ええ確かに(笑)そんな感じです。先代社長の時代に燃料電池とIMAに特化したのに、市場動向を見て修正した感じがします。エンジン基本技術の開発といった面で力が抜けている点も気になります。
まあ背景としては、技術研究所が本社の下請け会社に徹しているところでしょうね。

No title

ホンダの発表を積極的な全方位外交と見るか、どっちつかずの消極的対応と見るか、自分には後者にしか見えない。IMA、プラグイン、エンジン技術をとってみても、ホンダがマーケットにどういう世界観(=魅力)を提示しようとしているのか分かりにくい。2012年以降に積極的な展開する車のコンセプトカーなりを早めに出すなり、技術の粋を集めたコンセプトモデルを提示するなりしてほしい。自分としてはホンダにエンジン技術にもっとこだわりを見せてほしいところ。近年の欧州勢のような積極的な技術展開に期待したい。またホンダはAT技術が弱そうなのでどういう対応をするかにも注目です。
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