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2009 ニュルブルクリンクADAC 24時間レース

http://adac.24h-rennen.de/

 今年は5月21日(木)から24日(日)まで、ニュルブルクリンクサーキット(ラインラント・プファルツ州)で第37回ニュルブルクリンク24時間耐久レースが開催される。
 このレースは、もともとはADAC(ドイツの自動車クラブ)主催の地元向けの耐久レースという位置づけだが、現在では世界各国から参戦し、観客もドイツ人だけでなく西ヨーロッパ全域、東ヨーロッパ、ロシアからも観客が押し寄せてくる。観客数もF1ドイツグランプリより多いと思う。
 一方で、1960年代のリエージュ-リエージュ・ラリー、マラトン・ド・ラ・ルートなど古くからの量産乗用車ベースの耐久レースの伝統の臭いを残しており、これらの大レースには自動車メーカーチームも競って参戦していたが、この発想も現在まで引き継がれている。
 マラトン・ド・ラ・ルートはベルギー・ツーリングカー選手権戦として65年から開催され、最初は82時間レース、69~70年は84時間、71年は96時間レースであった。68年にはマツダ・コスモスポーツが84時間連続でニュルブルクリンクを走り、最後は公道を走ってブルッセルでゴールを迎えるというすさまじい耐久レースで4位入賞と善戦し、69年にはファ見ら・ロータリークーペで5位に入賞した。これらのレースの結果を見ると、当時の自動車メーカーが、それぞれのクラスで参戦していることがよくわかる。
 
 さて今年のニュルブルクリンク24時間レースには、アウディのワークスチームがR8・LMSを持ち込む。5.2L・V10FSIエンジンを搭載している怪物だ。4カー体制で、アウディの論理による必勝体制と思われる。またBMWはサテライトチームのシューベルト・レーシングに新開発のM3/GT4(4.0L・V8)を貸与して参戦し、ポルシェも911ターボをサテライトチームに供給するなど、総合優勝を狙うドイツメーカーは三つ巴で、とても面白そうだ。
 2L過給器付きクラスではVWワークスチームのシロッコGT-24 がCNGエンジン(300ps)を搭載して出場する。この圧縮天然ガスのオクタン価は130とのこと。昨年、2.0Lターボクラスで優勝したガソリンエンジン仕様は330psだったそうだから、それより少しパワーは低めだ。なおドライバーは、VWの技術開発取締役のハッケンベルク博士、ジャーナリスト、DTMチャンピオンや地元の名ドライバー、ニーズビーツなどなど。また昨年同様のガソリンターボのシロッコGT-24も3台参戦し、ラリードライバーのC.サインツやダカールラリー優勝ドライバーもステアリングを握るという。
 地元の自動車メーカーのチームは、それぞれの研究・開発課題を盛り込みながら、ワークスチームにふさわしい体制を整え、きっちり仕事をしようという意図が明確で、潔いと思う。また実際のマシンのセッティングも絶妙だ。

audi4.jpg

BMW-M3-GT4-01.jpg

scirocco-gt24.jpg
 
 今年は日本からはトヨタが開発中のスーパーカー、レクサスLF-Aとスバルの子会社であるSTIからインプレッサWRX-STIが参戦する。いずれのチームも昨年も参戦しているが、成績、チーム体制などにはあまり見るべきものがなかった。ただ、外野から見れば両方ともまごうかたなく自動車メーカーのワークスチームなのだが・・・
 LF-Aは、今回もレース参戦により開発車両を鍛え、開発にフィードバックすることを目的とし、またレースのサポートスタッフとして若手メカニックを中心に起用し、人材の育成に活用するというもの。ニュアンスとしてあくまでもインナー向けの参戦であることをうかがわせる。このレースはトヨタ・ワークスというより、レクサス企画部の単独プロジェクトで、副社長の豊田章男氏がドライバーとして加わっているのがユニークだ。ということで、大上段に振りかぶったワークスチームではなく、どちらかといえば和気藹々を目指しているように思われる。
 はたしてそれがレクサスのフラッグシップのLF-Aのためになるのか?
また、社外チームという形でIS-Fも1台参加する。これは社員テストドライバーの訓練・経験のためのようである。ドライバーの一人は、トヨタの名物テストドライバーで今はご意見番格の成瀬氏である。

LF-A.jpg

 インプレッサWRX-STIは、スバルの名テストドライバーとして有名な辰巳氏がSTIに転籍し、実戦の場での開発テストというテーマで監督を務めている。そのため、マシンの仕様は量産仕様そのままという感じで、同クラスのVWシロッコGT-24と比べるとちょっと厳しいだろう。大体、ワークスカーのためのチームなら2カー、3カー体制じゃないと本物とはいえない。
 日本の自動車メーカーで、テーマを持って本腰でこのレースに参戦したのは、過去のマツダ(ロータリーエンジンのアピールと実戦テスト)と、ニッサン(スカイラインGT-Rのアピール)だけというのは寂しい限りである。

 なお今年のニュルブルクリンク24時間レースには194台が出走する。時によっては200台以上がエントリーすることもあったが、今年は経済危機の影響と思われるが200台を切る参加台数となっている。

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