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VW ゴルフ6 (2)

 ゴルフ6の開発テーマのひとつが、クラスの水準を大きく超えるインテリアのクオリティの実現だ。世の中はコストダウンをドラスティックに実現することが主流になっているのだが、ゴルフはしゃにむに質感の向上をはかっている。それはやはり、クルマとしての完成度の高さや、成熟したクラスレスのオーナー層に満足を与えることを目指しているからだろう。

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 VWは、アウディやシュコダ、セアトなど同一グループ各社と共同し、膨大な生産台数を背景に、部品の共用化によるコストダウンをはかっているが、その手法は効果的であり、また日本とは正反対に上級モデル用の部品を共用化することで、ラインアップ全体の質感を高めることに成功しているのだ。
 また今回の開発では、より上級車の、つまりプレミアムクラスのDセグメントの技術を積極的に取り入れること、乗員の身体で感じられる五感品質を高めることが目標にされた。
このため、ウレタン表皮の内装、本物の素材感を取り入れたのを始め、室内空間の静粛性を大幅に高めているのだ。
 そのため、フロント合わせガラスは、最上級クラスのセダン並みの3層PVB(ポリビニルブチラール。2層のPVBの中間に音響減衰性の高い遮音PVBを挿入)しており、これにより風騒音を大幅に減らしているという。またフロントサイド・ウインドウのガラスは厚さを10%アップ、2重リップ型のウインドウガイドシールを採用し、ホイールハウス内にも遮音材を採用するなど、まさにプレミアムクラス並みの装備である。
 またエンジンルームからバルクヘッドを透過する騒音を防ぐために、フリース材などを含むきわめて軽量な複合吸音シートを開発し、バルクヘッド全面だけではなくドアサイド、ペダル部まで一体化されたワンピース・シートを採用。この他にセンタートンネル、エアコン周囲、ラゲッジルームにこの軽量吸音シートを配置している。
 ゴルフとしては画期的ともいえる上級車の遮音技術を投入したが、もちろん目指したのはたんなる静音環境ではなく、感覚的なインフォメーション、つまりコントロールされたエンジン加速音や風切り音をドライバーが実感できるようにチューニングされているのだ。このあたりが「Das Auto」のメッセージである。
 シートはコンフォートラインはファブリック、ハイラインはアルカンタラ/スウェード調ファブリックのスポーツシートとなり、さらに上級車と同等の本革シート(8ウェイパワーシート)も選択できる。
 オーディオ、ナビゲーション・システムはVWとして戦略的な開発を行っているが、今回から新世代のディスプレー付き多機能オーディオ&ディスプレー、RCD310を標準装備化、ハードディスク・ナビゲーションのRNS510をオプション設定(RNS510ではリヤビューカメラも装備リヤビューカメラはドイツ本国でも大いに重視されてる)。またETC、iPod、USB接続ユニットも標準装備としている。
 RSN510は従来のMMSから移行した新世代のマルチメディア・システムで、ティグアンから新規採用されており、サンヨーのナビシステムなどを組み込みながら、VWで開発されたナビ+マルチメディア・ユニットだ。
 エアコンは、全車がプレミアムクラス同等の左右独立制御式を標準化した。
 ラゲッジ容量はゴルフ5と同じ350L(ISO)だ。

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 次にシャシーである。プラットフォームが変更されていないため、サスペンションはフロントがハイキャスターのストラット式、リヤは4リンク式はそのまま継承され、パワーステアは精度の高いツイン・ピニオン式電動パワステもそのままだ。
 フロントのハイキャスター・ストラットはすでに熟成され尽くした感があるが、リヤの4リンク式は少しジオメトリーを変更しているようだ。
 アルミ製ロアアームを持つフロント・サスペンションは恐ろしく剛性が高い高精度のアルミ鋳造製サブフレームにマウントされている。リヤはハイドロフォーム製法のパイプ材を使用したサブフレームで、これも取り付け剛性は極めて高い。リヤのアッパーアームもアルミ製である。
 このシャシーの優れている点は、ピッチングが理想的なレベルに押さえ込んでいることで、これが長距離をドライブしたときの疲労の少なさの基になっている。ゴルフ4までのコンパウンド・ビーム式リヤ・サスペンションでもピッチング制御はレベルがきわめて高かったが、さらなる乗り心地の向上を実現するために4リンク式が採用され、4リンク式は入力を分散させることで乗り心地を向上させ、さらにリヤのグリップ限界を高めることができているのだ。
 もちろんゴルフの伝統ともいえる上級車を上回る圧倒的な高速直進安定性や安心感、ややスローなギヤ比で正確で気持ちよいスポーティなステアリングなど、ゴルフのキャラクターにはいっそうの洗練が加わっていると思われる。
 シャシーの電子制御は、ESPを全車標準装備化していることはもちろん、ABS、EBD(ブレーキ圧前後配分)、DSR(電動パワステによる危険回避ステアリングトルクアシスト)を採用し、アクティブセーフティを高めている。
 さらに今後登場するGTIにはDCCと呼ばれるアダプティブ/ダンパーシステム、さらにミリ波レーダーを使って自動ブレーキと完全停止も可能なアダプティブ・クルーズコントロールも登場するそうだ。

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