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東京モーターショーと最近のトレンド

 東京モーターショーが開催中だ。ここ1年ほどで円安にぶれたことで日本の自動車メーカーは軒並み業績が改善しているが、今回のモーターショーはその恩恵が発揮されるには時間不足で、日本の自動車メーカーの出展内容は三菱、スバル以外は味が薄かった感じがする。

 三菱は、ルノー・日産との業務提携により、セダンの開発という重荷が取れ、SUVメーカー、電駆動動化メーカーに選択・集中を果たせたことで、ふっきれた感じ。スバルは行正規が最高潮のため、1モデルでグローバル対応をせざるを得なかった制約を取り払い、グローバルカーと日本専用モデルの作り分けができるようになった事が背景にある。

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 もうひとつ、今年後半で一気にクローズアップされた新たなクルマのテーマ、運転の自動化、電動化、ネットワーク化などは、サプライヤーでは明確なロードマップが提示されたが、日本の自動車メーカーは、これにも対応は遅れ気味であることが感じられた。 

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↑スバル・アイサイトver3            ↑コンチネンタルに続きボッシュもステレオカメラ

 この夏以降、日産が自動運転化の技術をぶち上げたが、トヨタはややコンセプトをまとめるのに時間がかかっているようで、それが原因か首都高速での手放し運転がテレビ報道されて一部で問題を引き起こした。
 自動運転化技術の開発がほとんどストップしていたホンダ、三菱、マツダなどはここ2、3ヶ月で開発体制作りに追われている。自動運転化技術に関して案外進んでいたのがスバルで、これはアイサイトのおかげだろう。来年登場するアイサイトver3で、ステアリング自動操舵、トルクベクタリング補正制御を採り入れることからもわかるように2015年以降の自動運転(正確には高度運転支援システム)化にはスムーズに対応できそうだ。開発担当者によれば2020年以降の高度運転支援システム、オートパイロットに関してもすでに開発を進めているという。これはやはり小さな組織、小さな開発チームの有利さか。

P1100962.jpg ←自動運転を前面に打ち出したスバルVIZIV


日産は新型スカイライン(V37型=インフィニティQ50)で、世界初のステアbyバイヤーを採用した。これはこの技術単独での評価より、シャシー制御全体、あるいは自動運転技術の一環として位置付けるべきだろう。ホンダでも同様の技術を開発中で、技術展示試乗会では試乗もできたが、技術のポジショニングがややあいまいだと感じられた。

 その他、ここ最近のキーワードを拾い上げてみた。
・コネクテッド(インターネットとのネットワーク化):日本の場合、自動車メーカが主体になって純正ナビゲーションを開発してきているため、コネクテッドの方向性に対して腰が重い感じがするが、自社開発ナビを持たないマツダやスズキなど軽自動車メーカーの方が取り組みが早い。

・ビッグデータ:国交省がITSスポットを一気に全国展開させたが、提供コンテンツが不十分で普及が遅れている。その他ホンダのインターナビのプローブ情報データ、パイオニアのモバイルテレマティクスセンターなどクラウドとしての基盤はあるのだが、統一運用、アプリなどが未整備。しかし、これからはこれと接続して活用することがテーマだ。

・AR(Augmented Reality):これまでのヘッドアップディスプレイの領域が更に広げられ、多様な警報や注意喚起情報を必要な時に表示するという今後の重要な研究テーマ。

P1110101.jpg ←コンチネンタル社の48Vシステム

・48V:日本だけが1.5Lクラスまでハイブリッドシステムを搭載するが、ヨーロッパ勢が注目しているのがこのマイルド・ハイブリッドだ。2015年搭載が決定している。ゴルフ7の1.2L TSIエンジン搭載車を例に取ると、現在のJC08モード燃費は21.0km/Lだが、48Vシステムを搭載すると25km/Lていどになる。もちろんJC08モードではハイブリッドシステムにかなわないが、実用燃費では現在のハイブリッドは22km/L前後だから、逆転する可能性があるわけだ。48Vシステムは48V前提の強力なスターター/ジェネレーターを発電・回生とエンジンアシスト駆動用に使用。回生電力は小型リチウムイオン電池に貯蔵し、電装系にはDC-DCコンバーターで12Vに落として使用する。コスト的には現在のハイブリッドシステムの20~30%。サプライヤーはボッシュ、コンチネンタル、ヴァレオ。シェフラーは第2世代の48Vシステムを狙っている。この48Vシステムに日本の自動車メーカーでは三菱が最初に手をあげている。

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・自動運転:海外組みの表現は運転の自動化で、先日は安倍首相が日本の自動車メーカーの試作車に乗って「日本の自動化技術は世界一」と言ったらしいが、それは誤解だ。欧州組はかなり前から実証実験を行っている。というのも、サプライヤーがシステムを構築しつつあり、それらを採用して共同開発を行っているからだ。主導しているのはボッシュ社とコンチネンタル社で、いずれも公道での実験走行を行っている。もちろん、正確に言えばいずれも「高度運転支援システム」で、障害物の検知と自動操舵による回避、アクティブクルーズコントロール(ACC)の組み合わせだ。日本の場合は、こうしたコンセプト以外に道路インフラ協調タイプも提案されている。トヨタや日産も2015~2016年が、高速道とや自動車専用道路での高度運転支援システム使用開始の年になりそうだ。この段階ではドライバーがステアリングに手を添えている必要がある。
完全自律タイプの自動運転化は2020年以降からというのが世界共通のロードマップとされ、このためには法定期な整備が必要となる。 コンチネンタル社は2025年からといっているが、スバルは2020年だという。 

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