スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プリウスα

 本来の予定より1ヶ月遅れてプリウスαが発売された。
 すでに欧米のモーターショーに出展され、日本では4月上旬に発表予定だったが、東日本大震災の影響をまともに受け、約1ヶ月半ずれ込んでの発売だ。しかも、生産計画は当分は不安定なままだ。現在の見通しでは8月頃に7割ていどの生産レベルに回復させ、正常化するのは11月末頃となっている。
 これは部品調達が100%確保できないのが理由だ。

pria1105_04.jpg

pria1105_03.jpg

pria1105_35.jpg


 プリウスαは3列シート/7人乗りがZVW40W型、2列シート/5人乗りトZVW41W型で、7人乗り仕様はセンターコンソール部にリチウムイオン電池を搭載。5人乗りはリヤシートした側にニッケル水素電池を搭載する。3列目シート+リチウムイオン電池の価格はプラス20万円だ。パッケージ図からもわかるように7人乗りの3列目シートはあくまで応急用シート
と見るべきだろう。
 また3列シートを成立させるために、αは従来のプリウスより85mm高く、1575mmもあるので、立体駐車場の利用はできない。

pria1105_59.jpg

pria1105_60.jpg

ピッチ制御


 パワートレーン系は30型プリウスと共通だが、ファイナルギヤ比を低め、駆動モーターが空冷式から水冷式に変更され、従来の3JMから5JMに型式が変更されているが出力に変更はない。
 トピックとしては、ばね上制振制御(モータートルク制御によるピッチング制御)を採用し、フラットな乗り心地を追求していることだろう。

 同じMPVとしてホンダもフィット・シャトルをプリウスαに先んじて発売予定であったが、こちらも東日本大震災の影響を受けてしまった。ホンダは栃木R&Dの建物が大きく損傷するなどトヨタより震災の影響が大きく、生産の正常化は12月末と、国産メーカーの中でももっとも遅くなる。
 フィット・シャトルは6月16日に発売予定としており、こちらは2ヶ月以上の遅れだ。
スポンサーサイト

人とクルマのテクノロジー展

volt.jpg

シボレー・ボルトが日本発上陸。残念ながら日本市場で当面は発売予定なしで、日本における実証実験を行う予定だ。しかし。さすがはエンジン・エレクトリック先進国製で、やっぱり構想がしっかりしている。リチウムイオン電池の設計、製造はあくまでGMで、薄型電池パックはLGケミカル製。メーターパネルはPCディスプレー調で、日本のEVやハイブリッドカーより楽しめる。


tessen.jpg

ティッセングループが提案する、フロントサブフレームビーム一体型パワーステアリング。今やダイレクトマウントの時代だ。レサーキュレーティング・ボール&ナット同軸電動パワーステアが内蔵されていた。


sky.jpg

マツダ・デミオ用のSKYACTIV-G 1.3のカットエンジンが初公開された。吸気カムは電動可変バルブタイミングを採用している。直噴インジェクターはソレノイド式。

honda_lt.jpg

ついにホンダが採用するリチウムイオン電池。GSユアサとの合弁会社製。電圧144V、出力20kW、重量22kg、角型電池セル(3.6V)を40個搭載。従来のニッケル水素電池式に比べ、容積は-36%、重量-29%、出力は+33%だという。最初に来年発売のシビック・ハイブリッドに搭載されるようだ。

ローナーポルシェが復活

P11_0236_a5.jpg


 3月に開催されたジュネーブショーで、ポルシェは元祖ハイブリッドカー、ローナー・ポルシェの復刻モデルを出展した。このモデルは、111年前の資料や図面をもとに再生された世界初の走行可能なフルハイブリッドカー「Semper Vivus」(いつも活き活きという意味のラテン語)なのである。
 このレプリカモデルの製作のためにヒンターツァルテンに拠点を置くコーチビルダー、ドレッシャー社とポルシェエンジニアリング社のエンジニアが共同し、細部に至るまでオリジナルに忠実な走行可能でオリジナルと同等の性能になるレプリカとして作られたというからすごい。

S11_0137_fine.jpg


 フェルディナント・ポルシェが23歳のときに勤務していたオーストリアハンガリー帝国のベラ・エッガー商会に電気自動車の修理の仕事が舞い込んだ。その修理を担当したポルシェの仕事ぶりを見て修理の依頼主であるルドウィッヒ・ヤーコプ・ローナーがポルシェをウイーンにあった自らの会社、ローナー宮廷馬車製造工場(k.u.k.Hofwagenfabrik Ludwig Jacob Lohner & Co)の電気自動車部門の技師に抜擢した。
 ポルシェはベラ・エッガー商会時代から当時の欠点だらけの電気自動車を根本的に見直し、前輪駆動、ハブモーターなどの画期的なアイデアを考案していたが、ローナー社でそのアイデアをクルマとしてまとめ上げた。前輪の左右にハブモーターを採用し、バッテリーの充電用として4気筒エンジンを組み合わせたシリーズ・ハイブリッドシステムとしたのだ。そして2年後の1900年に開催されたパリ万国博覧会にこの革新的なハイブリッド車、「Semper Vivus」(通称ローナーポルシェ)を出展し、グランプリを受賞した。

P11_0241_a4.jpg


 この時代に電気自動車は珍しくなかったが、トランスミッションなしで摩擦損失を最小限としたことが画期的とされ、世界初のトランスミッションレス自動車として評価された。
 ハブモーターであればトランスミッション、減速ギヤ、ドライブシャフトなどが不要になる。前輪に取り付けたハブモーターはそれぞれが1.9kW(2.5ps)/120回転~2.6kW(3.5ps)、瞬間的には5.2kW(7ps)を発生した。ポルシェは自らがステアリングを握り、ウイーン周辺で行われたレースに出場し優勝している。

normal.jpg

 このクルマの評判はパリからイギリスにまで広がったという。そしてイギリスからローナー社に最初の注文が届いたが、それはパリ万博に出展した仕様とは異なり、4名乗車(万博出展車は2名乗車)でバッテリーだけではなくエンジンでも走行できる4輪駆動というものだった。この注文を実現するために価格は途方もない金額となったが、ポルシェは納車した。それゆえ、ローナー・ポルシェには4輪駆動仕様も存在するのだ。この注文主は前輪駆動のバッテリーのみで走行する電気自動車も合わせて購入している。

4WDP02_0895_a4.jpg


 この時期、ローナー・ポルシェはオーストリアでの最高速度60km/hをマークし、速度記録を更新。1906年にポルシェはオーストリアハンガリー帝国で最も優秀な自動車エンジニアとして表彰されている。この年、ポルシェはローナー社からダイムラーベンツ社に移りチーフエンジに就任した。
 ローナーは「ポルシェはまだ若いが、今後さらに大きな仕事をやってくれるだろう」と語ったという。
 
 ローナー・ポルシェに搭載されたバッテリーは44個、80V/300 Ah(重量は410kg)で、バッテリーのみで50km走行できた。充電用の4気筒ガソリンエンジンはフランスのドディオン・ブートン社製で、2個の発電機を駆動し、ひとつはハブモーターにダイレクトに電力供給を行い、もうひとつはバッテリーを充電するようになっていた。
 車両重量は1890kgで前軸荷重1060kg、後軸荷重830kg。なおホイールは頑丈な木製で、ハブモーターを組み込んだ前輪は1輪が110kgであった。
 ドライバーの視線は地上から2mとなる。ステアリング操作がとても重いので、レプリカ車の運転するのは大変だそうだ。
 また当時のクルマとしては異例な4輪ブレーキを装備。前輪は電気的ブレーキを使用し、後輪はバンドブレーキとしていた。また後輪にはラチェット式のパーキングブレーキも装備されていた。
 ローナー・ポルシェの基本仕様は、前輪駆動、レース用、特別注文用の4輪駆動の2種類がある。
 ローナー・ポルシェ約300台が製造され、大富豪や王族が購入した。価格的には当時のどのクルマより高価だったという。

テーマ : 車関係なんでも
ジャンル : 車・バイク

アウディ、プジョーのルマン対決

2011 ルマン24時間テストデー

*アウディ



audi_motorsport-110424-0977.jpg


 今年もルマン24時間レースの季節がやってきた。今年は6月11~12日に決勝レース開催されるが、これに先立ってルマン・テストデーが4月24日に行われた。
 今年はニューマシン、R18TDIを3台送り込むアウディ/ヨースト・チームは8時間のテストランを行った。ここでトム・クリステンセンは3分27秒687をたたき出した。
 ルマン24時間レースの車両規則が変更され、アウディは従来のV10 気筒エンジンに換えて新たにV6エンジンを採用し、出力も540psにダウンしている。
 パワーダウンしたこともあって、アウディは徹底的な超軽量化コンセプトを採用することにした。
 超軽量化のために積極的に採用されたのがカーボンファイバーである。
 アウディスポーツの統括責任者のウォルフガング・ウルリッヒ博士は、「カーボンファイバーはボディ構造の軽量化に最適な素材だ。時間と工数をかけてこの素材による超軽量化技術を開発し、ルマンで披露する。長年のモータースポーツ参戦の歴史の中で、軽量化技術は常に課題となってきたが、このR18 TDIの開発を通じて磨いてきた軽量化構造に関する技術は、走行性能の向上や低燃費と低エミッションに貢献するという意味で、将来、の市販モデルにつながる技術だ」と語っている。
 より軽量な車両はより低燃費なので、軽量化技術はルマンを闘う上で非常に重要なポイントとなるのはいうまでもないが、ここでいうカーボンファイバーの技術はF1のような手で貼り込むプリプレグ・カーボンから一歩前進した量産適応できるカーボンファイバー成形技術であろう。
 すでにアウディは、本社内に先端複合材料研究センター(Advanced Composite Research Center)を設立し、カーボン素材を用いた新しいデザイン方法や製造方法の研究を行っている。また傘下のランボルギーニもアメリカにワシントン大学、ボーイング社と共同で「先端複合材料構造研究所(Advanced Composite Structures Laboratory)」を設立した。こうした研究開発の成果のひとつが、コンセプトカーの「セストエレメント」となった経緯もある。
 もちろんルマン参戦車両には規定重量が設けられ、LMP1クラスは900kgとなっているので規定上に軽量化しても規定重量は守らなければならないが、実際の車両はこれより軽くし、規定をパスするためにバラストを積載することで重量バランスや重心低下を行うことができるわけだ。
 カーボンモノコックは何度も設計を繰り返し、初期タイプから最終タイプでは40kgの軽量化が実現したという。
 またV6エンジンは従来のV10に比べ25%の軽量化につながっているという。
 その他では6速ギヤボックスのハウジングもカーボンを採用し、ギヤシフトも従来の圧縮エアから電動式に変更するなど軽量化。LEDヘッドライトも裏面の冷却を不要にした新システムにして軽量化を行っている。
 いずれの点でも市販モデル開発に直結する軽量化技術であることが大きな特徴といえる。
 アウディの超軽量化技術の一つの結果がR18だといえる。

*プジョー



LeMans_Testday_No8.jpg


 プジョーチームもルマン・テストデーに新開発の908を3台持ち込み、8時間のテスト走行を行った。ここで最終的にステファン・サラザンが3分27秒876というベストタイムを記録した。実力はアウディとまさに伯仲である。908はこれまで90Xとして開発されてきたが、正式に908の名称がつけられた。(従来使用されてきたHDi FAPの名称は付かないようだ)
 なお新型908の詳細は未発表だが、すでにテストコースではルマン24時間レースでの走行距離をはるかに越える距離を走り込んでいるという。ボディはアウディ同様にシャークフィン形状のエンジンカバーを装着しているが、これは車両規則によるもの。またフロントタイヤサイズを従来より大径化している。
 エンジンは3.7Lの90度(V12気筒のときは110度)V8ターボディーゼルで、パワーは550psとされている。
 同時に、ジュネーブショーに出展された908ハイブリッドの去就も注目される。ハイブリッド仕様はブレーキエネルギー回生により80psを付加できるシステムを備えている。このハイブリッドシステム搭載は車両規則で新たに追加されたものだ。
 プジョーチームは、この後ベルギーのスパフランコルシャンで行われる耐久レースに参戦し、さらなる煮詰めを行う予定だそうだ。
 
 

 

テーマ : モータースポーツ
ジャンル : 車・バイク

プロフィール

TASG

Author:TASG
Mail:songben.haru@gmail.com

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
メモリーの格安通販
秋葉原の「上海問屋」
PC関連パーツ COREGA DIRECT
COREGA
日本HPのオンラインストア 
日本ヒューレットパッカード
雑誌 MOOK通販 Fujisan.co.jp
カーシェアリング
三井のカーシェア|カレコ・カーシェアリングクラブ
FC2レンタルサーバーLite
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

核心を追求する CAR サイト
ブログ内検索
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。